不活化ポリオワクチンとは?

ポリオワクチンにはどんな種類がありますか?

ポリオワクチンには3つのタイプがあり、それぞれの製造工程、成分、そして最終的に製造されるワクチンが異なります。

ポリオワクチンの製造工程

※弱毒化とは、ウイルスの病原性をなくすことをさします。弱毒化では、病原性以外のウイルスの特性は維持されますので、ウイルスの増殖/培養は可能です。
不活化とは病原性を全くなくすことを意味します。不活化ワクチンはウイルスを無毒化して免疫を作るために必要な成分だけを取り出したワクチンです。

自然界に存在するタイプのポリオウイルス(野生株)を不活化したものを野生株由来不活化ポリオワクチンといいます。野生株由来不活化ポリオワクチンは1955年から世界で接種が開始され、現状90ヵ国以上で使用成績があり広く接種されています。今後ポリオ撲滅に向け、更に多くの国での導入が予定されています。日本では単独ワクチンとして2012年9月から定期接種として接種が開始され、さらに2015年12月より、野生株不活化ポリオワクチンが混合された、4種混合ワクチンが定期接種として接種が開始されました。
自然界に存在するタイプのポリオウイルスを弱毒化させて作られたものが弱毒株由来経口生ポリオワクチンです。このワクチンは1963年から世界で接種が開始され、日本では1964年から2012年8月まで定期接種として接種されていました。
セービン株由来不活化ポリオワクチンは弱毒化したポリオウイルスを不活化させたものです。2012年11月より、弱毒株不活化ポリオワクチンが混合された、4種混合ワクチンが定期接種として接種が開始されました。

現在日本での定期接種として接種できるのは野生株由来不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)とセービン株由来不活化ポリオワクチンの2種類の不活化ポリオワクチンです。

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最終更新日:2016/03/23
サノフィパスツールは、世界で10億回接種分を超えるワクチンを製造し、5億人以上もの人に接種されています。 | もっと知りたいポリオワクチン