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本サイトは不活化ポリオワクチン接種の重要性の啓発を目的として一般の方を対象としております。

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予防はいつするの?

予防はいつするの?

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  • 大分県豊後高田市

    大分県豊後高田市での不活化ポリオワクチン(IPV)の
    就学前の5回目追加接種に対する接種費用公費助成への取り組み

    ワクチン接種費用公費助成などにより
    “子育て世代が住みやすい”町づくりを

    豊後高田市長 佐々木 敏夫 氏
    川野 幸男

    豊後高田市では、「地域の活力は人である」という考えのもと、子育て支援を最重点施策として、人口の増加を目指してきました。一般的には、小学生あるいは中学生までが対象となる子どもの医療費助成を高校生まで拡大し、無料化したほか、0歳児から中学生までの給食費の無料化、保育園の保育料や幼稚園の授業料の無料化など、保護者の負担を軽減する施策を推進してきました。子どもの誕生に際しては、最大100万円の子育て応援誕生祝い金の支給も制度化し、子育て世代を応援しています。

    これらの取り組みにより、宝島社発行の『田舎暮らしの本』が実施している260項目にわたるアンケート調査の結果、「2020年版 住みたい田舎ベストランキング」では10万人未満の市町村のなかで、全国初となる2年連続の総合1位、さらに全国で唯一の8年連続ベスト3入りを果たし、高い評価を得ています。それが、人口動態においても6年連続で転入数が転出数を上回る社会増という結果につながっています。 子育て支援の充実を図るために、2020年度からは妊産婦の保険診療分の医療費助成を実施しています。さらに、任意予防接種ワクチンに対する接種費用公費助成については、不活化ポリオワクチン(IPV)の就学前の5回目追加接種も対象に加えました(表)。

    今後も小児科の先生方からご意見をいただき、子どもたちの健康を守るべく、感染症予防に重要なワクチンの接種費用に対する公費助成について、適宜検討していきます。市の未来を担う子どもたちの健やかな成長を守り、経済的な負担軽減などによって子育て世代にやさしく住みやすい町づくりの実現に邁進していきます。

    【表】豊後高田市で実施している任意接種ワクチンに対する接種費用公費助成

    豊後高田市で実施している任意接種ワクチンに対する接種費用公費助成

    IPVの5回目追加接種の重要性を強くアピール、
    議会の理解を得て接種費用公費助成を実現

    ながまつ内科・小児科クリニック 院長 永松 秀康 先生
    永松 秀康

    当クリニックは内科と小児科を標榜し、子どもから高齢者まで幅広い世代に医療を提供しています。健康を守るため予防接種を重視しており、クリニックで、できる限り全ての予防接種を受けられるようにしています。予防接種には、感染の予防に加え、もし感染しても軽症ですむという大きなメリットがあります。小児の場合、接種するワクチンが多く、スケジュール管理が煩雑であることから、スタッフも接種スジュールを把握して助言するなど、保護者のサポートに努めています。

    IPVの5回目追加接種の接種費用公費助成に関しては、当初、行政側にワクチンによるポリオ予防の重要性を理解していただくことは困難でした。現在のところ、ポリオは国内で発生していませんが※1、オリンピックが開催されれば、ポリオの発生が報告されている地域から多くの方が入国することも考えられ、ウイルスが国内に持ち込まれる可能性があります。私たち医師や市の健康推進課は、大分県北の小児医療で中心的な役割を担う是松聖悟先生から、IPVの5回目追加接種の意義についてご指導いただいてきました。そして、市の健康推進課からの働きかけもあり、議会の理解が得られて助成につながりました。

    IPVの5回目追加接種の公費助成が始まった当初は、ポリオ予防の重要性と接種費用公費助成の存在が浸透しておらず、接種を希望する保護者は少数でしたが、クリニック独自で私が園医を担当する保育園などに無料化に関する情報を文書でお知らせしました。その効果もあって、接種を希望する保護者が増えてきています。

    任意接種ワクチンの接種費用公費助成は、子どもの命を守るだけでなく安心して住むことができる町づくりにつながります。
    子育て世代はもちろん、さらに若い世代の移住希望者増加にもつながっていくと考えています。

    豊後高田市 健康推進課インタビュー

    公費助成の周知のため対象者一人ひとりに案内、接種率向上を目指す

    豊後高田市 健康推進課 課長補佐 渡辺 恵子 氏

    豊後高田市では子育て支援に力を入れており、子育て世代の負担を減らすために、2007年度からインフルエンザワクチン、2010年度からは水痘ワクチンとおたふくかぜワクチン、2018年度からはロタワクチンの接種費用に対する公費助成を行ってきました。2020年度からはIPVと3種混合ワクチンの就学前の追加接種費用に対しても公費助成を始めました。

    これらの公費助成を周知するため、市報やホームページに情報を掲載するだけでなく、対象者には個別に案内の文書を送付しました。スタートからまだ数ヵ月ですので、接種数は少ないですが、保護者からの問い合わせもあり、関心を持つ方が増えています。
    今後もワクチンの接種費用公費助成を周知させ、接種勧奨を行っていきたいと考えています。

    こちらの情報は取材当時のものです。
    ロタウイルスワクチンは2020年10月から定期接種になりました。
    最新の情報は、各市区町村へご確認をお願いいたします。

    ※1
    国立感染症研究所, ポリオ(急性灰白髄炎・小児麻痺)とは
    https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/386-polio-intro.html(2021年3月2日アクセス)
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