
予防はいつするの?
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接種スケジュール
定期接種として生後1歳までに3回、2歳までに4回目を接種し、
任意接種として就学前に5回目の接種が推奨されています※1。定期接種
定期接種としてポリオワクチンの接種が定められている年齢は、生後2ヵ月から90ヵ月(7歳6ヵ月)までです。
標準的には、5種混合(DPT-IPV-Hib)として生後2ヵ月から生後7ヵ月までに3~8週の間隔をあけて3回接種してください(初回免疫)。
初回免疫終了後6ヵ月から18ヵ月あけて1回接種してください(追加免疫)。
任意接種
不活化ポリオワクチンは接種から時間が経つと感染を予防する力が低下してきます。
5~6歳時に不活化ポリオワクチン単独で就学前の追加接種を行うと、ポリオ感染を予防する力がより高く維持されるため、日本小児学会から推奨されています。就学前の追加接種は任意接種(実費負担)になります。
日本小児科学会が推奨するポリオワクチン接種スケジュール
4~6歳での予防接種スケジュール(2024年10月27日版 日本小児科学会)
- (注5)
- 百日咳抗体価が10歳未満で低下することから、3種混合・4種混合・5種混合ワクチンで4回接種を終えた場合の就学前の追加接種として接種することを推奨する
- (注7)
- ポリオに対する抗体価が減衰する前に就学前の接種を推奨
- (注9)
- 5歳以上7歳未満で、かつ、小学校入学前の1年間
- (注11)
- 予防効果を確実にするために、2回接種が必要
①は1歳を過ぎたら早期に接種、②はMRと同時期(5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間)での接種を推奨
※表中の丸数字は、乳児期以降の期間で何回目の接種になるかを示す。例)①=1回目の接種
日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(2024年10月27日版)
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20241114_vaccine_schedule.pdf(2024年12月2日アクセス)
より抜粋、一部改変 -
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobou-sesshu/index.html(2024年12月2日アクセス)