
どんな人が感染しやすいの?
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小児の感染
現在、国内でポリオは流行していませんが、最近では先進国にも感染が拡大しており、日本にもウイルスが持ち込まれ、感染するリスクがあります。
ポリオは成人にも発症しますが、小児患者が多いため小児まひとも呼ばれています。
国内では、1981年以降野生株のポリオウイルスによるポリオ患者は報告されていませんが、一部の国ではいまだにポリオの発症が報告されています。感染は国境を越えて広がるケースもあり、旅行者などがウイルスを日本に持ち込むリスクもあります。
ポリオウイルスに感染しても、まひなどの症状が現れない場合も多いので、海外で感染したことに気づかないまま帰国(あるいは入国)してしまう可能性があります。症状がなくても、感染した人の糞便中にはポリオウイルスが排泄され、感染のもとになる可能性があります。ポリオ発生国※1(2023年)
ポリオ発生国:国際的な感染拡大のリスクがある国
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https://www.who.int/news/item/12-05-2023-statement-of-the-thirty-fifth-polio-ihr-emergency-committee(2023年8月8日アクセス)