
どんな人が感染しやすいの?
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海外渡航をする方
ポリオ常在地へ行く場合は、定期接種を受けた成人でもリスクがあります。
一般に成人がポリオに感染すると症状が重篤となりまひを起こす確率が高くなるといわれています。
このため、ポリオ常在地に十分な免疫ができていない状態で長期に滞在することは危険です。
「海外渡航者のためのワクチンガイドライン2019」によると、- ①出国時に1年以内のポリオワクチン接種証明書提示が必要な国に渡航する方
- ②リスク国へ渡航する10年以内の接種歴がない方
- ③リスク国で現地の方と接触をする方、不衛生な環境で活動する方、長期滞在する方
- ④1975~1977年生まれの人、2010~2012年生まれでワクチンを接種していない方
- ⑤渡航先の学校から接種が要求される方
は、定期接種としてポリオワクチン接種が完了している場合でも、ポリオワクチンの接種を受けることが推奨されています。かかりつけの医師に相談しましょう。
ポリオが発生した国(2023年)※1
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https://www.who.int/news/item/12-05-2023-statement-of-the-thirty-fifth-polio-ihr-emergency-committee(2023年8月8日アクセス)